業務用冷凍冷蔵庫などを製造販売するフクシマガリレイは４月１日、ノンフロン冷媒「R1234yf」を採用した「ヨコ型業務用冷凍冷蔵庫」と「キュービックリーチインショーケース」を発売する。
ノンフロン冷媒「R1234yf」は、地球温暖化係数（GWP）が「１」と、従来機種の「R404A」（GWP:3920）や「R134a」（同:1430）と比べ、地球環境に優しい点を特徴とする。その他にも、燃焼性が低く、厨房などの現場で修理・点検でき、フロン排出抑制法の対象外となるため、点検や記録などの管理義務も発生しない。
「ヨコ型業務用冷凍冷蔵庫」は、冷蔵庫19機種、冷凍冷蔵庫７機種、冷凍庫14機種、ユニット右置タイプ10機種、奥行450mmタイプ９機種、高湿庫６機種、スライド扉タイプ６機種、パススルータイプ６機種、ドロワーテーブル14機種、ドロワー付コンビネーションタイプ６機種、サンドイッチテーブル４機種、低コールドタイプ３機種、舟形シンク付タイプ３機種、ネタケース付タイプ６機種の全113機種を販売する。
代表機種の〈LRC-150RX〉は、外形寸法が幅1500×奥行600×高さ800mmで、設定温度範囲は－５℃から＋10℃まで。有効内容積327Lで、電源は単相100V。標準価格は税別88万2000円。
「キュービックリーチインショーケース」は、凝縮器ファンモーターと庫内ファンモーターのDC化と高効率の圧縮機採用により省エネを実現。代表機種の〈CRU‐060GSWSRX〉の場合、年間消費電力量は従来機より約25.6％ダウンした。
同機種の外形寸法は幅630×奥行450×高さ1080mm、設定温度範囲3℃から10℃。有効内容積は冷蔵室109Lで、電源は単相100V。標準価格は同19万6000円。
