「ど冷えもん」など冷凍・冷蔵ショーケースを手がけるサンデン・リテールシステムは12月1日、商用バンなどに積み込みが可能な、断熱性に優れた小型で軽量の冷凍・冷蔵ボックス〈レボクール・キューブ〉を発売する。
〈レボクール・キューブ〉
〈レボクール・キューブ〉は、幅・奥行き725㎜、高さ（本体+冷却ユニット）は830㎜（※）、重さ20㎏と小型で軽量。150リットルのBOXサイズで、有効内容積は118リットル、具体的には冷凍食品自動販売機「ど冷えもん」約1台分に入る商品を収納可能。
外付けの冷却ユニットにより、マイナス20℃から10℃までの幅広い温度帯に対応することが可能だという。
※冷却ユニット335㎜の下部185㎜は断熱BOXの内部に組み込まれているため、文中に表記されている高さは製品概要の本体+冷却ユニットの合計の数値とは異なる。
商用バン搭載イメージ
電源は車のアクセサリーソケット（シガーソケット）に専用プラグを挿入する方法のほか、市販のポータブルバッテリーも使用できる。さらにエンジンを停止している場合にポータブルバッテリーを組み合わせることで、より長時間安定的に温度を保つことが可能となる。
〈レボクール・キューブ〉を活用することで、複数の場所に設置されている「ど冷えもん」への商品の配送や補充が容易となるほか、大型商業施設や物産展などのイベント会場での少量の冷凍・冷蔵食品の搬送も可能になるという。
同社は既に大型運搬用トラックに対応する可動式保冷庫〈REVOCOOL（レボクール）〉を販売しており、今回発売する〈レボクール・キューブ〉は、より小回りの効く商用バンなどに車載可能な冷凍・冷蔵ボックスへの要望を受けて開発した。
