ぐるなびは、テンポスホールディングス（HD）の子会社で中古厨房機器販売店「テンポスバスターズ」を展開するテンポスバスターズとフランチャイズ契約を結び、フランチャイジーとして「テンポスバスターズ」を出店することを決めた。今年12月に東京都江戸川区に出店する予定で、24年３月までに大阪府堺市にも出す方針だ。
ぐるなびとテンポスHDは昨年５月に業務提携契約を締結。以降、両社の販売力向上などを目指して人材交流をメインに協業を進めてきた。ぐるなびによる「テンポスバスターズ」の運営はその提携事業の一環として手掛ける。
ぐるなびでは「楽天ぐるなび」などを通じて独自に把握している飲食店の課題やニーズや出退店などに関する情報を有効活用するとともに、各種手掛けている飲食店支援サービスも提案することで飲食店の開業から廃業までを総合的に支援する、「当社ならではの店にしたい」（ぐるなび）という。
これから厨房機器を購入して店を立ち上げようといった、起業の段階から飲食企業との関係を築いておくことで、「楽天ぐるなび」の新規加盟店の拡大につながるという考えもある。ぐるなびでは店舗運営を通じて得た知見をテンポスバスターズと共有し、より収益性ある「テンポスバスターズ」の運営モデル構築も図る構えだ。
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ぐるなびがテンポスHDと業務提携契約締結、営業連携や商品開発などで協業図る【ぐるなび×テンポスHD】
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