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ネットで店探すキーワード「地域+料理ジャンル」が主流!【SEOの知恵袋調べ】

2023年10月3日 2:32 pm

 情報収集にインターネットを活用するのは、もはや当たり前といっても過言ではない。特に職場の付き合いや友人と遊びに行く際に「どのお店で食べるか」といった情報収集も、ネットを活用している人が多いのではないだろうか。

 SEO事業などを手がけるNEXER(東京・東池袋、宮田裕也社長)が運営する「SEOの知恵袋」は、飲食店を探す際にネット検索を利用する全国の男女748人に、どのように検索することが多いかについて聞いたところ、「駅名と飲食店のジャンルを入力する(30代・女性)」「行列 ラーメン(40代・男性)」「〇〇市〇〇区 ランチ(50代・女性)」など、地名+料理のジャンルで検索する人が多いことが判明した。

 また、「飲食店 近く(20代・男性)」など、スマホのGPS機能を使って現在地から近い飲食店を探す人もいた。

 ネット検索をした結果、どのようなサイトを見る場合が多いかについては、例えば「銀座でおすすめのタイ料理10店!」などの「タイトルで気になったサイト」が35.3%、次いで検索して「一番上に表示されたサイト」31.0%、「食べログ」や「ぐるなび」などの「名前を良く知っているサイト」28.2%の順となった。

 タイトルで気になったサイトを見る理由は、「目を引いた店からとりあえず見ようと決めているから(40代・女性)」「自分好みのものをタイトルから判断する(50代・男性)」「おすすめ選などのサイトに目を引かれるから(20代・女性)」といった声が挙がった。

 一番上に表示されたサイトを選んだ人は、「最初に目に入るから(20代・女性)」「早く探したいから(30代・男性)」「一番上に来るのが、一番マッチした情報ではないかと思えるから(50代・男性)」などを理由に挙げた。

 名前を良く知っているサイトを見る人は、「親しみあるサイトのほうが安心感があるので(50代・男性)」「使い慣れているから(40代・女性)」「よく使うサイトの方が信用できるから(20代・女性)」など、安心感や信頼感を理由に挙げる人が多いようだ。

 なお今回の調査は2023年9月16~19日に全国の男女1000人にアンケートをとっており、「飲食店を探すのにネット検索を利用しない」人も4分の1にあたる252人いた。

 そういう人はどうやって店を探すのかは、「家族や知人の情報、フリーペーパー(50代・男性)」「基本的には今まで行ったことのあるところ、普段買い物などで目につくところに行っているので探さない(40代・女性)」「実店舗のメニューをみて(50代・男性)」「歩いて見て、お店の雰囲気やメニューで判断します(50代・女性)」「馴染みのところしか行かない(50代・男性)」など、家族などの口コミや、普段の行きつけか実際に見て探すケースが多いようだ。