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夏といえば外飲み!と思いきや…?「屋内派」が8割に!【HPグルメ外食総研調べ】

2023年7月19日 2:46 pm

 夏はBBQやビアガーデンなど、屋外でお酒を飲む機会が増える季節だ。しかしここ数年は命の危機を感じるほどの酷暑が連日続くことも増える中、お客さんは屋内と屋外、どちらがより好みなのだろうか。

 リクルートの外食市場に関する調査・研究機関であるホットペッパーグルメ外食総研が、「夏に飲食店でお酒を飲む場合、屋外とエアコン等空調のある屋内のどちらが良いか」について調べたところ、屋外派19.2%、屋内派80.8%という結果になった。

 コロナ禍中には67.5%まで減った屋内派だが、2023年5月に新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行されたこともあってか、ほぼコロナ禍前の水準に戻ったという。

 「屋内と比べて、屋外でお酒を飲むことの良いところと苦手なところはどこだと思うか」(n=1035/複数回答)という質問では、良いところは「外気が気持ちいい」(56.3%)、「アウトドア気分が味わえる」(34.3%)、「感染症対策になる(換気を気にしなくてよい)」(29.9%)という回答が上位に入った。

 一方で苦手なところでは、「天候に左右される」(61.9%)、「虫が気になる」(53.0%)、「暑い」(50.9%)という回答が上位にあがった。

 同総研は、「『夏といえば外飲み!』という人も多いのではないかという仮説の下行われた今回の調査だが、結果は屋内派が8割超と圧倒的多数で、コロナ禍前の水準に戻っていることが分かった」と結論。

 その上で、「屋外を避ける理由としては『天候に左右される』が6割超と最も高い一方、良いところとして『外気が気持ちいい』(56.3%)、『アウトドア気分が味わえる』(34.3%)が上位にランクインするなど、屋外でお酒を飲む爽快感は誰もが認めるところ。屋内・屋外うまく使い分けて夏を楽しみたいところ」と分析した。

 テラス席やBBQガーデンなどを設ける飲食店も多い中、屋内と屋外それぞれのメリットをうまく伝えることで、より効率的な集客につなげられそうだ。

 この調査は、2023年6月2日~3日、全国20~60代の男女1035人(男性517人、女性518人)を対象に調査された。