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2022年飲食店売上で2・8月の落ち込みは「居酒屋・バーなど」のみに【ポスタス】

2023年6月8日 12:55 pm

 クラウド型モバイルPOSレジ〈POS+(ポスタス)〉を提供するパーソルグループのポスタスがまとめた2022年1~12月の年間飲食店売上動向によると、飲食業界において売上が落ち込むと言われる2月と8月について、2月には落ち込みが見られたものの8月は他の月とほぼ変化はなく、むしろ3月の売上上昇値が際立っていた。同調査は〈ポスタス〉を導入している約7000社のPOSデータを集計し、傾向を分析したもの。

 それぞれのジャンル別では、カレーや麺類・食堂などの「食事系」と焼肉・寿司・フランス料理などの「専門料理」では2月の売上が落ち込み、カフェやハンバーガーの「軽食」は2月よりも6月の落ち込みが大きかった。「居酒屋」とバーなどの「その他」が2月と8月で売上が落ち込む「ニッパチ」の定説通りの動きを示した。

 同社は、「3月には気温が温暖になりはじめ、10月には猛暑・酷暑が収まった季節要因と、新型コロナウイルス感染拡大の影響が落ち着いた時期や政府・自治体の緩和策が影響している」とした。

 同社が分類したジャンルは以下の通り。
・「食事系」:カレー、そば・うどん、ラーメン、食堂・定食、レストラン、寿司
・「軽食」:カフェ・喫茶、ハンバーガー
・「専門料理」:焼肉、韓国料理、寿司、お好み焼き、鉄板料理、ステーキ・ハンバーグ、フランス料理、中華料理、海鮮料理、アジア・エスニック、イタリア料理、日本食、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、沖縄料理
・「居酒屋」:和風居酒屋、洋風居酒屋
・「その他」=カフェ・喫茶、その他西洋料理、バー、鉄板料理店