加工食品の開発・販売を行う優食(東京・一之江、Yuen Gabby-Li社長)は3月16日、自社で製造・販売する大豆食材「豆腐干(とうふかん)」の業務用加工品となる冷凍総菜〈豆腐干のグリル野菜とチキンのトマトソース〉〈豆腐干の中華あんかけ(醤油)〉〈豆腐干の卵あんかけ〉各500g×25袋を発売した。
豆腐干とは、単に豆腐を干したものではなく、豆腐に圧力をかけて水分を抜き、軽く乾燥させた食材。中華圏では豆腐干を細切りにしたものを「豆腐干絲(トウカンスー)」として、古くから定番食材として広く親しまれ、和えものや炒めもの、煮ものなどで幅広く活用されてきた。
今回はより活用しやすくするため、豆腐干の調理の手間を大幅にカットし、凍った袋のまま沸騰した湯で10分加熱するだけで提供できる〈豆腐干のグリル野菜とチキンのトマトソース〉など、和洋折衷3種の冷凍惣菜を開発したという。
なお豆腐干は中国で製造したものを使用し、日本国内で調理した惣菜となる。
同社は「豆腐干は100gあたりの糖質量が1.8g、たんぱく質量が鶏ささみ肉と同等の23gと優れた栄養特性を持ち、しかもグルテンフリー。バランスのとれた健康的なメニューの提供に活用できる」とする。