経路検索サービス〈NAVITIME〉を運営するナビタイムジャパン(東京・南青山、大西啓介社長)は、訪日外国人観光客(インバウンド)向けの店舗集客支援サービス「インバウンドプラン」(https://marketplace.navitime.co.jp/lp/myplace/inbound)の提供を始め、掲載を希望する店舗の申し込みも受け付けている。
「インバウンドプラン」は、ナビタイムジャパンが提供する訪日外国人観光客向けナビゲーションアプリ〈Japan Travel by NAVITIME〉に、英語・簡体字・繁体字・韓国語の4言語で、店舗や施設の情報掲載と編集・更新、広告配信を行えるサービス。
情報を入力する際には、基本情報(店舗名、住所)はナビタイムジャパンが翻訳した情報で表示されるものの、紹介文などは店側で多言語のテキストを準備する必要がある。また、キャッチコピーについては、店側で用意する以外にも、多言語翻訳済みのテンプレートから選択することもできる。
同サービスを利用するには、パソコンやスマートフォンを使って1アカウントで最大100店舗まで店舗情報の掲載・更新などを回数無制限で管理できる無料サービス〈NAVITIMEマイプレイス〉に登録する必要がある。
掲載できる店舗情報は、キャッチコピー・紹介文・写真・トピックス・メニュー(料金)・営業のお知らせなどで、「インバウンドプラン」には「無料プラン」と「広告プラン」を用意。「無料プラン」では、店舗ページの情報は編集できるものの、ユーザーが検索した際に表示されるのみとなる。
一方、月額税別1万円の「広告プラン」では、乗換検索結果画面にも到着駅周辺のスポットとして紹介される(上写真㊨参照)ため、店舗周辺で店を探していたり、公共交通機関を利用して移動したりする訪日外国人観光客に訴求できる。
また、都度課金型の「プッシュ配信」も用意しており、こちらは1万配信につき税別20万円から受け付ける。