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水やジュース・カクテルを注ぐだけで「かき氷」がすぐに完成! ドリンクバーにも設置可能!!【エクセルプラン】

2023年3月16日 8:46 am

 医療機器やアイスクリーム製造機などの製造・販売を手掛けるエクセルプラン(兵庫・神戸、藤井里奈社長)は、水やジュース、カクテルなどの液体を注ぐだけでかき氷を作れる〈瞬間氷菓製造機SF-100 粉雪3号〉の販売を始めた

  同製品は、専用のタンクに水などの液体を入れてセットし本体のスイッチを長押しするだけで、すぐに液体がかき氷となって出てくるというもの。これにより、氷を仕入れて冷凍庫にストックする必要がなくなり、手間もスペースも削減できる。

 通常、業者から仕入れた本格的な氷から作るかき氷はふわふわで溶けにくいのが特徴で、キューブの氷で作るかき氷は粒子が荒くなる傾向がある。一方、同製品で作るかき氷はさらさらのかき氷になるのが特徴だ。

 水以外にもジュースや炭酸水、カクテルなど低アルコールの酒などをかき氷にできることから、味付きの原液を用意すればシロップが不要となり、さらに手間や提供時間の短縮に役立つ。液体の原材料に地域の特産物を混ぜたり、トッピングしたりすれば、オリジナルのかき氷を手軽に作れ、炭酸にすれば食感を変えることもできるという。ただし、飲料用のジュースをそのままかき氷にすると味が薄くなるので、かき氷専用の原液を作ることを推奨している。

 AC100Vの電源で使える空冷式なので給排水設備のない場所でも設置でき、メンテナンスも部品を外して水洗いするだけで済むため、フードコードやビュッフェ、レストランなどのほか、ホテルや温泉など幅広い業種に訴求する。

オプションのLEDを付けると店の雰囲気づくりにも役立つ

 本体価格は税別120万円で、オプションのターンテーブルを導入すれば、かき氷の皿が自動で回転してかき氷を作るので、ドリンクバーなどに設置してお客さんがセルフでかき氷を作るという使い方もできる。そのため、原液を入れるタンクも3Lと1人用(約500CC)の2種を用意。セルフの場合は、1人用のタンクを設置し、決まった分量をお客さんが直接タンクに注げば、すぐにかき氷が作られる。さらに、ムードのある光で店内を演出するLEDライトもオプションで追加できるようにした。

 ちなみに製品名に3号とあるが、同製品が初めての機種で1、2号は存在しないという。

電源電圧:AC100V 1500W (負荷最大時 ターンテーブル込)
冷媒:R404
本体サイズ:横400×高さ750(※545)×奥行600(mm) ※ボトルなしの場合
本体重量:55kg ※ターンテーブル含まず
かき氷生産量:約5.6L/毎時(2分で約200ccのかき氷を生産可能)