食用コオロギの生産や食品開発、機能性成分の研究開発などを手掛けるBugsWell（長崎・亀浦郷、浪方勇希社長）は、昆虫由来成分を配合した〈魅惑のコオロギスパイス〉を２月に発売する。
〈魅惑のコオロギスパイス〉
同社は次世代の栄養源として注目されているコオロギを、ゲテモノ扱いするのではなく、栄養素やうま味といったコオロギが持つ独自の機能的な価値を啓発することで、味が良く身体にも環境にも優しい昆虫食を世の中に普及させることを目的として商品開発を進めており、飲食店や食品メーカー向けのレシピ・製品開発のコンサルティングも手掛けている。
〈魅惑のコオロギスパイス〉をかけた料理例
今回、同社の創業者兼取締役で、福岡、宮崎、東京、大阪の有名ホテルやレストランで料理長を経験したキャリア30年以上のフレンチシェフの津本真砂幸氏が監修したスパイスを商品化した。
〈魅惑のコオロギスパイス〉（１袋3ｇ）は、焼肉や麺、カレー、揚げ物などに合う、アミノ酸が豊富なコオロギの分子組成を用いた新たなうま味調味料。コオロギパウダーを15%配合し、唐辛子・クミン・塩・きな粉・山椒・白胡麻・フェンネル・スターアニス・ 白胡椒・ジンジャー・ガーリックなどをブレンドした旨辛スパイスとなっている。販売予定価格は１袋あたり税別50円。
