「居酒屋いくなら俺んち来い。」「スパゲッティーのパンチョ」などの飲食店122店舗を展開するファイブグループ（東京・吉祥寺、坂本憲史社長）は１月10日、新規集客・リピート集客・メディア運用・クリエイティブ素材作成といった一連の販促業務のコンサルティングと業務の運用代行を一手に引き受けるサービス〈CX STUDIO〉（https://cxstudio.conetto.me/#news）の提供を始めた。
同社はこれまで、飲食店経営で培ったノウハウを活かして、LINEを活用して全従業員と情報共有・交換できるプラットフォームサービスなどを提供している。今回、自社開発の分析ツールによるデータと複数業態の飲食店経営によって蓄積されたノウハウをもとに、コンサルタントやデザイナー、オペレーターなどで構成されたプロフェッショナルチームが、クライアントの業態や規模、エリアなどに沿った集客方法を提案し、実際の業務をすべて代行するサービスを開発した。
具体例としては、無料で利用できるGoogleとLINEを集客に活用することで、グルメサイトのプラン最適化や送客手数料削減を図るなどの効果的な施策を提案。リピーター獲得のためのプロモーションの実施やお客さんの目を引くクリエイティブな素材を使ったメッセージ配信などもできる。飲食店側は、これら専任チームから出された提案を実行するか、あるいは変更するかなどの意思決定のみを行い、その決定に沿って実際の運用もファイブグループのプロチームが代行する。同社はLINEの正規代理店となっているため、公式アカウントの契約も可能だという。
オプションとして、施策のゴール（KGI）や進捗状況を示す数値（KPI）などを可視化できるようカスタマイズしたダッシュボード（管理画面）も用意。集客状況やお客さまアンケートなどの推移を数値・グラフで分かりやすく見える化することで、勘に頼らない集客マーケティングや施策検討に役立てられるという。
同社では、「自社で販促担当スタッフを用意するよりもコストが少なく、教育コストや急な退職・欠勤リスクからも解放され、高品質で安定した販促業務を始められる」としている。利用料金は、初期費用として税別２万円、月額費用として同１万5000円～を予定。新規集客のみや新規とリピート集客の両方、SNS運用などのパッケージプランや、クライアントごとにカスタマイズした業務も引き受ける。
※参考ページ
全従業員とLINEでつながり人事・労務管理も簡単に！ 定額制社内情報共有サービスを提供【ファイブグループ】
https://foodfun.jp/archives/21362
