業務用食品卸の大手で食材店「A-プライス」などを展開するトーホーは、同社初のプラントベースフードとして、大豆由来原料の代替肉を使った動物性原材料不使用のハンバーグ〈EAST BEE プラントベースハンバーグ〉800g(10個入り)×10袋を1月中旬に発売する。
プラントベースフードについてはこれまで、取引先メーカーの商品は取り扱っていたが、外食業界でもメニューに活用する動きが活発になると見込んで独自に開発。同社の業務用PBである「EAST BEE(イーストビー)」シリーズの商品として、レストランや居酒屋をはじめホテルや産業給食、テーマパークなど外食および外食関連事業者向けに販売する。
同商品は「なじみ深いハンバーグ」をテーマに、五感に訴えることを念頭に味と香り、食感にこだわったという。内側と外側で配合の違う代替肉を使い、二重包あんの製法でパテにしたことで脂の流出を極力抑え、ジューシーさを保っているのが特徴。業務用食材としてジャンルを問わず使えるように味付けはシンプルにした。「まずはハンバーグでの反応や販売実績などをみてから、ラインナップを増やすかどうかなどを決めていきたい」(同社)という。