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応募ゼロなら利用料無料! 10の求人メディアへの掲載・運用代行サービスが全国展開!!【ペコリッチ】

2022年12月14日 3:12 pm

 人手不足が深刻化するものの、日々の業務に忙しい飲食店のオーナーや店長にとって、無料掲載型求人検索サイトをうまく使いこなして成果を上げるのは難しい。一方、有料広告などを利用しても、果たして費用をかけた分の効果があるかどうかをチェックしながら管理・選別するのは大きな負担となる。

 そこで、飲食・フード業界向けの求人サイト〈ペコリッチ〉(https://pecorich.jp/)を運営するジョイントラボ(東京・秋葉原、小森則明社長)は、これまで東京都内の飲食店向けに提供していた成果報酬型の求人サービスを12月から全国展開し、第1弾として「応募がなければ利用料タダ」の応募課金型「エントリープラン」の加盟店募集を始めた。また、今回の全国展開に合わせて、これまで飲食店向けだったサービスを、メーカーや加工・流通・販売・宿泊業者など食関連企業全般に対象を広げた。

 同サービスは、〈ペコリッチ〉に求人情報を掲載すると自動的に〈indeed〉や〈求人ボックス〉〈スタンバイ〉など9つの求人検索メディアでも掲載されるというもの。今回全国展開した「エントリープラン」は、初期登録料(税別3万5000円~・店舗数により変動)以外は掲載料や維持・管理費などは一切かからず、アルバイトの応募があると1応募あたり同4000円〜(店舗数により変動)の支払いが発生するシステムとなっている。

 募集要項や写真などを提供すれば求人募集の原稿も同社が作成するので、飲食店にとっては求人に関する手間がほとんどかからず、応募がないのに出費が続くということも防げる。また、サービスの利用停止や再開も自由にできるので、いつでも余裕のあるタイミングで募集をしながら良い人材を選んで採用できるという。

ジョイントラボが運営する求人サイト〈ペコリッチ〉

 同社は8年間、都内で求人サイトの運営と同サービスを提供してきたことで求人媒体でのノウハウを蓄積。小森則明社長は、「求人検索サイトで上位表示されるために必要となる広告費などは当社が負担しつつ、独自のノウハウで効率的な求人を手掛けコストコントロールしながら成果を上げている。求人をうまく行うにはノウハウが必要となるので、当社が採用担当者の役割を代行するイメージでサービスを作った」と話す。

 そのため、求人サイトへの掲載だけでなく、これまで3000件以上の求人を扱い、約2万人の求職者に対応してきたサポートデスクも強みとしており、最低賃金や法律、条令などの変更があった際には連絡して変更したり、より加盟店のニーズに沿った求人をできるようアドバイスしたりといった対応もしている。

 同サービスを導入した梅丘寿司が運営する美登利総本店の採用担当者は「求人メディアのなかでも面接率、採用率、定着率がよく費用対効果が高いです。現状のヒアリングや今後の運営に合わせたポジション設定、求人ページの作り方まで提案、改善してくれて結果に結びついています」とコメントしている。

 小森社長は「飲食店に限らず食関連分野全般でキャリア形成が遅れているため、例えばソムリエがインポーター企業に就職するなど転職やステップアップできる求人サービスを確立したい。そのために、現在は長期アルバイトの求人がメインだが今後は、人材紹介サービス企業や派遣会社が利用している求人サービスや、スキマバイト提供企業、海外の求人サイトなどと連携し、食関連の求人を一手に担うサービスに発展させることを目指す」と今後に向けた意気込みを語った。