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複数ブランドを同時表示する使い勝手にこだわった店舗検索システム【ゴーガ】

2019年5月15日 7:31 pm

 グーグルマップ上に複数ブランドのロゴを表示したり、絞り込み検索、多言語表示などに対応した店舗検索システム「GOGA Store Locator」を提供するゴーガ(東京・渋谷、今関雄人社長)は、「ガスト」や「ジョナサン」などを展開するすかいらーくグループに同システムの提供を始めた。すかいらーくグループは、26ブランドを同じマップ上で表示し、位置情報を活用して最寄りの店舗を探したり、細かな条件で絞り込むなど、店舗検索の利便性を高めることで、顧客満足度の向上を図りたいと導入を決めた。

ホームページにアクセスが集中しダウンした時も店舗検索は健在

 同システムは、カーソルをマップ上のアイコンに重ねると文字情報を同時に表示できるなど、見やすさ・使いやすさを最大の武器としている。また企業側からは、営業時間の変更やキャンペーン情報の追加などを、システム会社に依頼することなく、自社の担当者が管理画面から簡単に入力・変更できるため、時間とコストの両方を削減できる点が評価されている。サーバーの負荷にも強く、例えばテレビ番組などで取り上げられた直後にアクセスが集中しホームページが繋がりにくくなった時でも、店舗検索ページだけは通常通りに利用できたという。

 今回、すかいらーくでは位置情報の活用に加えて、24時間営業、おむつ替え台あり、Wi-Fiあり、電子マネー対応、禁煙、分煙などさまざまな条件で絞り込めるようにした。同システムは、すでに「デニーズ」などを展開するセブン&アイ フードシステムズや「coco壱番屋」などの壱番屋、日本マクドナルドなどでも導入されている。

 同社は「複数ブランドのアイコンを同時に表示できるシステムは少ない。それでいて動作が軽く、キャンペーンや営業時間の変更などの情報を自分たちで即時追加できるため、チェーン展開している企業には効果的だ」と話す。利用料は、年60万円(税別・以下同)と地図使用料となる。地図使用料は従量課金制で、月2万5000アクセスを超えると料金が発生する。