調査・統計ピックアップ

人手不足の飲食店を憂い消費者の7割が配膳ロボ「普及して欲しい」【日本トレンドリサーチ調べ】

2022年4月28日 8:57 am

 調査サービスを行う日本トレンドリサーチ(運営会社:NEXER https://www.nexer.co.jp/東京・池袋、宮田裕也社長)が2022年4月17日~19日、20~70代の一般消費者420人に実施した調査(https://trend-research.jp/14128/)で、今後、飲食店で商品を自動でテーブルまで届ける「配膳ロボット」が普及してほしいかの問いに67.6%が「普及してほしい」「どちらかといえば普及してほしい」と答えた

 30代~70代以上では「どちらかといえば普及してほしい」という回答が最も多くなったが、20代以下では「普及してほしい」が32.9%で、「どちらかといえば普及してほしい」の31.4%をわずかに上回った。

 各世代で2番目に多かったのは、30代と40代では「普及してほしい」で、50代~70代以上では「どちらかといえば普及してほしくない」となった。

 「普及してほしい」「どちらかといえば普及してほしい」と回答した人からは、「人手不足の解消」「感染症対策として安全性が高い」「店員と話さないでよい」といった理由が挙がった。

 一方で、「どちらかといえば普及してほしくない」「普及してほしくない」人の回答理由では「人間味がほしい」「飲食店では人的サービスも魅力の一つ」「店員との会話も大切」などがみられた。

 なお、飲食店で「配膳ロボット」を見たことはあるかには22.9%が「ある」と回答。配膳ロボットを見たことが「ある」と回答した96人に、実際に配膳ロボットを利用したか(複数回答可)については「商品の受け取りで使った」が77.1%と最も多く、「食器などの下膳で使った」は16.7%だった。