睡眠時間が短く、睡眠の質も低い「不眠大国」と言われる日本で、ホットミルクなどにハーブやスパイスを混ぜることで睡眠の質が良くなるとして海外で注目を集め始めている飲料が〈ムーンミルク〉だ。
その〈ムーンミルク〉を日本で初めてブランド化した通信販売サイト「The Moon Milk」を運営するFUN Recipe（東京・青山一丁目、冨田潤平社長）が、飲食店や小売店などに向けて卸販売を始めた。
〈ムーンミルク〉は、インド伝統医学「アーユルヴェーダ」から生まれた飲み物で、現在、Instagramを中心に海外で人気を集め、「#moonmilk」の投稿数は1.7万件に及ぶ。同社が提供する〈ムーンミルク〉には、睡眠の質を高め朝の目覚めをスッキリさせるアミノ酸ＧＡＢＡが100mg含有しており、白砂糖や着色料、保存料は使わず、有名パティシエなども使っている太りにくい高品質な有機ココナッツシュガーをはじめとした自然由来の厳選した素材のみを使用。管理栄養士の内山みなみさんが監修し、食と栄養の観点から綿密に考案されたものとなっているという。
味はターメリックを使った〈Gold〉とビーツを使った〈Rose〉の２種。これまで通販のみで取り扱ってきたところ、実店舗や飲食店などでの販売を求める声が多く寄せられたことから、卸・仕入れサイト「orosy（オロシー）」に専用ページ（https://retailer.orosy.com/wholesale/db041302-a103-431d-bfac-22b83f25c15c）を開設し販売することとした。卸販売開始を記念して2月28日まで10％オフとするキャンペーンも実施している。
同社では「夕方以降のカフェメニューで提供したり、テイクアウトやデリバリーで販売するなど幅広く利用してほしい」としている。
