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酒類メーカーが4L焼酎や輸入ワインなど値上げ【オエノン、サッポロビール】

2022年3月24日 3:18 pm

 酒類メーカーが、焼酎や輸入ワインなどを値上げしたことで、市販用でありながら飲食店などでも利用することがある4Lペットボトルタイプも値上がりする。

 オエノングループの合同酒精は6月1日出荷分から、〈ビッグマン 25%〉4Lペットボトルなどの焼酎甲類全製品を参考小売価格ベースで1.1~2.3%程度値上げする。

 サッポロビールは7月1日売上分から、〈こくいもやわらか 25度〉と〈こいむぎやわらか 25度〉の4Lペットボトルなど甲類乙類混和焼酎7品と〈ブリュット・レゼルヴ〉など輸入ワイン105品を値上げする。値上げ幅(参考小売価格ベース)は焼酎が1.4~1.9%、輸入ワインが1.6~49.8%。

 焼酎は粗留アルコールをはじめとした原材料価格の高止まりに加えて、資材価格、燃料費、物流費の高騰を受けたもので、ワインは世界的な需要の高まりに伴う現地蔵出し価格の上昇も加わったためとしている。