スマートフォンアプリやLINEミニアプリを活用した会員証・ポイントサービスなどによるCRM（顧客関係管理）システム〈betrend（ビートレンド）〉を運営するビートレンドは、POSレジ・ECサイト・飲食店向け予約管理システムなどの連携システムを取りまとめたパートナープログラム「betrend connect」を発表した。
〈ビートレンド〉は、スマートフォンや携帯電話による店舗販促に特化した顧客管理プラットフォーム。スマホ（携帯電話）用のポイントカードまたは会員証を発行することで、スマホのプッシュ通知やメール、ハガキDM、LINEなどで販促し、利用金額やポイント、来店数などの行動履歴を分析・活用したマーケティング施策を支援している。「CoCo壱番屋」や「一風堂」「コメダ珈琲店」「一蘭」「フレッシュネスバーガー」「フライングガーデン」など数多くの外食企業で導入されている。
今回、大きな費用負担なく連携可能な外部システムのラインナップを把握でき、〈betrend〉導入企業の店舗DXを促進する目的で、連携済みの外部システムをパートナープログラム「betrend connect」として取りまとめた。
パートナー 一覧（一部抜粋）
これらの連携により、例えば、１度の会員証スキャンで、電子レシート発行や独自Pay（ハウス電子マネー）との連携によるキャッシュレス決済に対応。現在使っているPOSレジで連携できない場合は、電子スタンプを活用した来店スタンプにより来店回数をもとにした会員向けサービスを提供することができるという。
このほかにも、コロナ禍で導入が加速したECサイトとの連携により、店舗とECサイトのポイントを共通化でき、モバイルオーダー（店内・テイクアウト）との連携にも対応。また、予約管理システムとの連携では、予約・来店した会員に対してポイント還元するなど、外部メディア経由の送客コスト削減にも貢献するとしている。
今回発表した連携パートナーは以下の11社。今後も継続的に連携強化に向けた取り組みを進めると共に、新たな連携先パートナーについても随時募集し、〈ビートレンド〉の活用領域を拡大する連携・開発を進めていくとしている。
■POSレジ：
スマレジ（株式会社スマレジ）/ NECモバイルPOS（日本電気株式会社）
■顧客情報システム：CSdelight（東芝テック株式会社）
■LINE連携：LINEミニアプリ／LINE公式アカウント（LINE株式会社）
■独自Pay：Value Card／アララ キャッシュレス（株式会社バリューデザイン）
■電子レシート：スマートレシート（東芝テック株式会社）
■ECサイト：makeshop byGMO（GMOメイクショップ株式会社）
■モバイルオーダー：Linkto（セイコーソリューションズ株式会社）
■電子スタンプ：HiTAP（AMBL株式会社）／echoss stamp（株式会社ワンツーシーエムジャパン）
■予約管理システム：ebica（株式会社エビソル）／Resty（株式会社EPARKグルメ）
