一般社団法人日本居酒屋協会は、飲食店関係者が新型コロナウイルスのワクチンを早期接種できるように「飲食業界職域ワクチン接種プロジェクト」を立ち上げた。
政府が発表した「職域接種(地域の負担軽減と接種の加速化のため、賛同する企業など職域単位の接種)」の枠組みを利用して、「飲食業界に従事する企業に対してのワクチン在庫の確保」に取り組む。
これは、ベンチャーキャピタルのコーラル・キャピタルと、その投資先でフード産業のDX化をサポートするスパイスコードの呼びかけに応じた医療法人社団ナイズと医療クリニックグループCAPSが「ワクチン在庫の確保」に動くもの。
「職域接種」の制度上の最低ラインは1000人だが、「優先度を上げてもらう」ためには1万人以上の接種者が必要となる。
そこで、日本居酒屋協会では「できるだけ多くの飲食業界に携わる企業にこのスキームへの参加を呼びかけ、1日も早く社員やスタッフが安心して働ける職場、お客様に安心してご来店いただける環境整備に役立ち、昨年より厳しい状況下の飲食業界にとって、少しでも明るい将来に向けた一歩となることを願い実現したい」として、ワクチン接種の希望者を募っている。
【応募方法】
・各社で代表者1人が社内の希望人数をまとめて下記フォームで人数を提出
入力フォーム:https://qr.paps.jp/Y4H4
・提出期限:2021年6月13日(日)24時
【「職域接種」の概要】
・ワクチン:モデルナ社製
・開始時期:2021年6月21日以降(初回接種から20日後に2回目接種を予定)
・接種会場:東京にて最終調整中
・対象者:18歳以上の全従業員(役員、従業員、派遣、業務委託やアルバイト、接種者と同居の家族一親等まで可)
・接種費用:政府負担
・接種券:接種券が届く前でも接種可能(各会員の企業で本人から回収し、予診票に添付の上請求)
・参加条件:
(1)飲食店を経営している企業/個人店オーナー、飲食店と直接接点のある納品業者などの営業担当を抱える企業
(2)集計数のワクチンを確保するため、申請後の大幅なキャンセルは多大な迷惑をかけることになるので遠慮すること。また6月13日(日)24時以降の申請は受け付けない
【問い合わせ先】
下記リンクのfacebookに投稿すると、オープンな環境で対応する
https://www.facebook.com/100001542219535/posts/4090352307692803/?d=n