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食用油脂原料高騰で日清オイリオGやJ-オイルミルズなど各メーカー相次ぎ値上げへ

2021年5月20日 3:08 pm

 食用油脂製品の原料となる大豆や菜種などの相場高騰が止まらないことから、大手油脂メーカーは相次いで値上げを発表している。

 日清オイリオグループは、4月1日納入分から業務用食用油はkgあたり20円以上、斗缶あたり300円以上、加工用食用油バルクはkgあたり20円以上値上げしていた。

 しかし原料高騰を受け、6月1日納入分からも業務用食用油はkgあたり30円以上、斗缶あたり500円以上、加工用食用油はkgあたり30円以上のさらなる値上げを行う。

 J-オイルミルズは、4月1日納入分および6月1日納入分より、業務用油脂製品、加工用油脂製品ともにkgあたり30円以上の値上げを発表していたが、8月2日納入分から、それぞれkgあたり50円以上のさらなる値上げを行う。

 不二製油は、4月1日出荷分からの油脂製品・マーガリン製品・ショートニング製品で、それぞれkgあたり25円以上の値上げを実施した。

 ミヨシ油脂は、3月1日納入分の業務用加工油脂から、マーガリン類はkgあたり25円以上、ショートニング類はkgあたり30円以上の値上げを実施。

 各社の値上げの要因として、米国大豆の需給逼迫や今作付け期の低温懸念により大豆相場が急騰しており、菜種相場も油脂や他の穀物相場に連動して上昇し、史上最高値を更新。

 パーム油相場もコロナ禍による生産量の伸び悩みと堅調な輸出需要により、さらに上昇しているためだ。

 この高値推移は世界的な潮流のため、油脂を使用する各メーカーも連動して価格改定に踏み切らざるをえなくなりつつある。

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