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アセロラを食べたブリってどんな味?1/30からベイシア全店舗で限定販売【ニチレイフーズ×近畿大学】

2021年1月30日 9:14 am

 フルーツ魚(フルーツさかな)をご存じだろうか。養殖魚の臭みを消すために、餌にレモンや柚子などの柑橘類を混ぜて育てた食用魚のことを指す。

 〈柚子鰤王〉や〈柑味鮎(かんみあゆ)〉、〈みかんブリ〉、〈かぼすヒラメ〉など、さまざまな魚類に広く応用されている。

 最近は「くら寿司」や「だんまや水産」、「スシロー」といった大手チェーンをはじめ、海鮮居酒屋などでも販売され(期間限定の場合もある)、好評を博している。

 そんななか、冷凍食品で有名なニチレイフーズが、近畿大学と共同開発した〈アセロラぶり〉900尾を、北関東を中心に141店舗展開するスーパーマーケット「ベイシア」の全店舗(「ベイシアマート」を除く)で、1月30日に限定発売した。売り切れ次第販売終了となる。

 〈アセロラぶり〉は、ニチレイアセロラ商品の生産で生成される副産物のアセロラ搾りかす粉末を、配合飼料に加えた餌で生育させた養殖ブリ。

 アセロラ由来の抗酸化ポリフェノールにより持続する鮮やかな赤身と、後味のすっきりした爽やかな味わいが特徴だ。

〈アセロラぶり〉の刺し身

 また、酸化による商品の劣化を遅らせる技術を活用しており、食品ロスを減らして持続可能な養殖業の推進を目指す。

 今回は試験販売のため、今後の具体的な予定については未定で、まずは消費者の反応を見てから判断したいとする。

 現段階では業務用ルートに乗るか未定だが、もし見かけたら、後学のために食してみるのもいいかもしれない。

販売開始日:2021年1月30日から(売り切れ次第終了)
販売店舗:ベイシア全店舗(ベイシアマートを除く)
価格等 :サク 100g 398円(税別)
     お造り 8切 398円(税別)
     生寿司6貫 398円(税別)※ いずれも売り切れ次第終了