調査・統計

緊急事態宣言解除後に行きたい業態として居酒屋が全世代で1位に!【「ファンくる」調べ】

2021年1月29日 12:05 pm

 緊急事態宣言で時短営業などが求められ、外食を自粛する雰囲気も広がる中、解除後には一杯飲みたいというニーズが高いことがわかった。

 消費者参加型の覆面調査・ミステリーショッパーサービス「ファンくる」https://www.fancrew.jp/を運営するROI(東京・飯田橋、山口敬人社長)が「ファンくる」会員を対象に実施した「緊急事態宣言中での外食についての意識調査」(有効回答数831人)で、「緊急事態宣言が明けたら、友人と1番利用したいお店の業態は何か」の質問に対して、全年代で居酒屋が1位となった

 「緊急事態宣言が明けたら外食は増えるか」の質問には65%の人が外食は増えると回答。2020年12月に実施した「2021年度の新年会についての意識調査」(有効回答数931人)では、「コロナ禍で飲食店を応援したい」人が79%、「お店に行って応援したい」と思う人が60%という結果が出ていることから、同社では「宣言明けには飲食店を利用する人が増えそう」との見通しを示した。

 また、緊急事態宣言中の外食頻度については全年代で「月1回利用」が34%と最も多く、ディナータイム利用者のうち45%が、「家族と一緒」での利用という結果となった。一方、「外食しない」は全体で26%となった

 同社は「ファンくる」に登録している全国120万人のユーザーにインターネット調査を実施。1月15日の調査では21~79歳の男女831人から有効回答を得た。また、20年12月11日に実施した「2021年度の新年会における意識調査調査」では20~70歳の男女931人から回答を得た。