歴史や風情のある横丁とともに、新たな形態の横丁も広がりをみせる中、ぐるなびが20～60代のぐるなび会員1000人を対象に、横丁の飲食店の利用実態を調査したところ、約７割が「利用したい」と思っていることが分かり、特に20代女性ではその意向が強かった。
「横丁の利用経験」の質問では、「よく利用している」（2.5％）、「たまに利用している」（18.1％）、「何度か利用したことがある」（51.5％）を合わせて、72.1％が「利用したことがある」と答えた。
「今後の利用意向」については、「利用したい」（15.0％）、「まあまあ利用したい」（53.2％）を合わせて、68.2％が「利用したい」と回答。性別・年代別の結果から、「利用したい」だけを見ると、20代女性の回答が最も多い20.2％となり、次いで50代男性の19.4％という結果になった。ぐるなびでは「今年に入ってから東京では、渋谷や日比谷、虎の門などで話題の横丁のオープンが続いていることもあって、若い女性の横丁への注目が高まっているようだ」と分析している。
このほか、「横丁の良いところ」を聞いたところ、「値段が安い」「いろいろなお店が楽しめる」「はしごがしやすい」が上位に入った。また、「横丁での思い出」について、年代性別問わず「おごってもらった」「その場で仲良くなった人とお酒を飲んだ」など、他人との交流に関するエピソードが多くみられた。調査結果は、10月9日～10日に全国で実施したウェブアンケートを基にしている。
