テイクアウト/デリバリーニュース

複数店舗の注文も一括対応! 横浜発テイクアウト・宅配システムが10月に全国展開【NEW PORT】

2020年8月21日 8:55 am

 スマートフォンがあれば気軽にデリバリー・テイクアウトのウェブ受注と配送管理ができる神奈川・横浜発のサービスが全国展開される。

 横浜の湾岸エリアにある「MARK IS みなとみらい」、「横浜ハンマーヘッド」、「アソビル」などの商業施設や横浜中華街の店舗で導入されているデリバリー・テイクアウトのプラットフォーム「NEW PORT」https://www.new-port.jp/を運営しているスカイファーム(神奈川・横浜、木村拓也社長)は、全国向けクラウドサービスの提供を10月に始める

 「NEW PORT」は、商業施設や商店街にある複数店舗にまたがる注文に対応する「複数店舗同時決済」が特徴となっている。配送員は、基本的には店舗側が用意するものの、エリアによっては同社が提携しているデリバリー業者やタクシー会社を紹介するという。

 10月から提供するサービスでは、発注システムとテイクアウトやデリバリーの注文情報を一元管理できる受注管理システムに加えて、自店スタッフが集荷済みかお届け済みかがわかる配送管理システムを搭載。各配送スタッフの現在地表示機能も将来的に実装予定としている。

 また利用料についても大手デリバリーサービスよりも低く設定。月額料と従量課金制を組み合わせた、決済手数料込みの利用料プランで、システム利用料が1店舗当たり売上の13%で月額料が無料になる「フリープラン」(商品登録数に上限を設定する予定)、月額料3980円で利用料が売上の5%の「スタンダードプラン」、月額料8980円で利用料が売上の3.75%の「プロフェッショナルプラン」の3つを用意した(価格はすべて税別)。

 すでに横浜の湾岸エリアを中心に200店超でサービスを提供しており、デリバリーやテイクアウトのニーズが伸びていることから全国版のβ版を10月に提供。2021年3月に本サービスを開始する予定だ。