一般社団法人健康な食事・食環境コンソーシアムは8月1日、吉野家ホールディングスなど外食・中食・職場給食分野で計50事業者を「健康な⾷事(通称:スマートミール)」(https://smartmeal.jp/)に認証した。
同認証は2018年から健康・栄養関連の12の学会・研究会が協同で行っており、今回で7回目。健康な食事・食環境コンソーシアムは今年5月に一般社団法人となった。
「スマートミール」とは、健康づくりに役立つ栄養バランスのとれた食事のことで、同コンソーシアムでは、1 食中に主食(ご飯やパスタなど穀類)と主菜(たんぱく質源の食品のおかず)、副菜(野菜などのおかず)が揃い、野菜がたっぷり使われており食塩のとり過ぎにも配慮した食事を意味し、条件にあった食事を提供する事業者を分野別に「スマートミール」として認証してきた。
今回、吉野家ホールディングス など外食部門で7事業者、服部栄養専門学校など中食部門で18事業者、グリーンホスピタリティフードサービスなど職場給食部門で25事業者が新たに認証され、合計で外食101、中食86、職場給食331の518事業者となった。
同コンソーシアムは、今後も「スマートミール」を必要とする人が、誰でもどこでも選べる社会をめざして認証制度の拡大と普及啓発を推進するとしており、「スマートミール」を活用した効果についての研究成果の発表も行っている。