テイクアウト/デリバリーニュース

各地の宅配・テイクアウト情報を共有しオープンデータ化へ【コード・フォー・ジャパン】

2020年7月21日 8:56 am

 情報技術を活用して自治体やコミュニティと地域課題解決に取り組む一般社団法人コード・フォー・ジャパン(Code for Japan、東京・本郷三丁目、関治之代表理事)は、トレタやSave the tablesなど民間サービスや市民団体と連携し、飲食店情報をオープン化して広く社会で共有するためのプロジェクト「OPEN EATS JAPAN」https://www.code4japan.org/activity/open_eats_japanを始めた

 新型コロナウイルスの感染拡大により、各地でテイクアウトやデリバリーを実施している飲食店情報を収集して公開するプロジェクトが数多く立ち上がっている。このような取り組みを一過性のもので終わらせず、今後も地域で協力して飲食店情報の発信を進めることを目的に、コード・フォー・ジャパンは、各地で収集された飲食店データを広くさまざまなアプリやサービスで利用できるようにするための標準フォーマットを作成し公開した

 現在、うちたべ・オープン川崎/Code for Kawasaki・KATTE・Code for YOKOHAMA・Save the tables・トレタの6者が協力団体となっており、今後、各協力団体で、作成した標準フォーマットに準拠した形での飲食店オープンデータの公開を進める。また、飲食店情報をより検索しやすくするために、飲食店を分類するための標準タグ(キーワード)の整備も進める予定だ。

 同プロジェクトは誰でも参加できるオープンなディスカッションを進めており、飲食店情報の標準化に興味を持っている個人や法人、エンジニア・デザイナーは、Code for Japanのビジネス向けチャットSlack (https://cfjslackin.herokuapp.com/) から参加できる。

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