マスクをつけて出掛けることが日常となる中、飲食店で食事をする際に、マスクの置き場に困ることが多い。そこで、商業印刷や薬袋製造事業を手掛ける吉田印刷所(新潟・五泉、吉田和久社長)は17日、マスクを一時保管できる紙製のマスクケース「マスクセーブ-マスクのためのエチケット袋-」を開発し、飲食業やホテル、商業施設、学校などの事業者を対象に専用ウェブサイト(https://face-mask-case.jimdofree.com/)で発売した。
店舗で食事のためにマスクを外した際に、そのマスクをテーブルに置いてしまうと感染リスクが高まってしまう。また、使用済みマスクがそのまま捨てられると、スタッフへの感染リスクにもつながることから、薬局・病院向けの薬袋の製造で長年の実績のある同社は、そのノウハウを活かして持ち運び用のケースとしてや食事中の一時的な保管用として、気軽に利用できる使い捨てのマスクケースを製品化した。
「マスクセーブ」はコピー用紙に近い紙製のため、裏面に店舗名やロゴなどをプリンターで自由に印刷して、PRにも活用できるようにした。
サイズは縦160×横210㎜で、デザインはブルー・グリーン・グレー・ピンクの4種類から選べる。価格は、1箱500枚入で税込6600円。