テイクアウト/デリバリー集客ピックアップ

「UberEats」「出前館」のアルゴリズム分析し、効果を最大化する売上支援サービスがスタート!!【CS-C】

2020年6月2日 12:01 pm

 グーグル、ヤフー、百度、NAVERの公式パートナーで全国約1万2000店舗の飲食店のウェブマーケティングを支援するCS-C(東京・田町、椙原健社長)は、テイクアウト・デリバリーの店を検索サイトやアプリで探す際に上位表示されるようにするなど、中食での売上増に役立つウェブ運用を引き受けるサービス「C+ToGo」https://togo.s-cs-c.com/#formの提供を始めた

 同社はこれまで、主に飲食店向けにグーグルやヤフーといった検索サイトと、ぐるなびなどのグルメサイトで最適な活用方法をサポートし、効果的なウェブの運用方法や広告の打ち出し方などを提案。効果を上げてきた実績を持つ。そのノウハウを活かして、今回、新型コロナウイルスの影響で導入する店舗が急増しているテイクアウト・デリバリー向けのサービスを新たに開発した。

 これまでの検索サイトやグルメサイトに加えて、新たにUber Eatsや出前館などのデリバリーアプリ、menu、LINEポケオなどのテイクアウトアプリでも最適な活用方法をサポートし、店側が定めるターゲットやエリア、業態などを考慮して、その時々で、どのサービスやメディアに注力することが最適かなどを提案する。

 このほかにも、店舗にとって費用対効果が高いマーケティング戦略の立案や集客を目的とした店舗専用サイトの構築、インスタグラムなどのSNSへの広告運用、ブログの作成・更新、競合他社への対策など「中食に関連するウェブ関連の取り組みを一手に引き受ける」(同社)サービスとした。

 同社のクライアントで事前に導入した店舗の中には、導入後1カ月で85万円売上を伸ばしたり、同エリア・同ブランドの他店と比べて倍以上の伸びを示すなどの結果が出ているという。

 椙原健社長は「現在、テイクアウトとデリバリーで以前の月商の10%程度という店が多い。イートインの売上がコロナ前に戻るには時間がかかるため、中食で3割は確保できるようにして、飲食店の経営を支援したい」と話す。今後、ユーザーの間で不満の高い商品と価格とのミスマッチを防ぎ競争力を高めるため、データベースを基に最適な価格を割り出すサービスを提供し、ECにも対応する予定

 導入する際には、ネット環境とグーグルマイビジネスやグルメサイトなど、利用しているサービスのアカウントを同社と共有する必要がある。

 利用料金は、初期設定費用が5万円(税別・以下同)で、月額費用は定額と従量課金の2種類を用意。定額プランは新規が5万円、同社の「C+ gourmet」導入店は3万円。従量課金は中食売上の10%と固定費1万円がかかる。月20万円以上売り上げるなら定額の方が割安となる。また、半年間限定で、初期費用5万円と月額費として中食売上10%のトライアルプランも用意した。