クラウドPOSレジ〈ユビレジ〉を提供しているユビレジ(東京・千駄ヶ谷、木戸啓太社長)が飲食店管理者500人を対象に実施した調査によると、短時間・単発で求人できる「スポットワーカー」について、導入は約16%にとどまるものの、導入店舗の70%で成果を実感していることが明らかになった。
「スポットワーカーを導入しているか」という質問では、「導入している」15.8%、「導入を検討している」が12.2%となり、「導入予定はない」が57.6%と過半を占めた。
一方で、「スポットワーカーは活躍しているか」には、「非常に活躍している」(15.2%)と「ある程度活躍している」(55.7%)を合わせた「活躍している」が70.9%に上った。
スポットワーカーを含め新規スタッフの活用・定着における課題については、「接客・マナーに不安がある」(42.2%)が最多となり、「即戦力化が難しい」(38.6%)、「研修に時間がかかる」(30.4%)と続いた。
「スポットワーカーを含む新規スタッフが現場で活躍するために必要な要素」についての質問では、「接客負担の少なさ」(41.8%)が1位となり、「DXツールの使いやすさ」「研修が短時間で済む仕組み」「マニュアルの整備」「スタッフのサポート体制」が39.2%と同率だった。
「DXツール導入がスタッフの定着につながったか」では、「非常につながった」(9%)と「ある程度つながった」(39.4%)を合わせた「つながった」が48.4%と約半数となった。また、「少人数でも運営可能になったか」の質問には、「強くそう思う」(5.7%)と「ある程度そう思う」(47.3%)を合わせた「そう思う」が53.0%となった。
同社では、「DXツールの使いやすさが、新人やスポットワーカーの定着や即戦力化に有効である」との見解を示した。













