「五感をめいっぱいつかって楽しむビール」をモットーに活動する縄文麦酒(長野・茅野、立木壮樹社長)は、今夏収穫した自社栽培のホップを使用した、モルトとホップのバランスが特徴の「Extra Special Bitter (ESB)」のクラフトビール〈#BD5F3C〉を11月に発売する。
日本のクラフトビール市場では「IPA」が多く飲まれているが、イギリスのパブで最も飲まれているのが「Bitter」や「ESB」と呼ばれるビアスタイルと言われており、パブのカウンターに腰掛けて、パイントグラスに注がれた「Bitter」や「ESB」のビールをちびちび飲みながらサッカー観戦などを楽しんでいるという。
同社では、自社栽培のホップを自社製品に使用できるブルワリーが少ないことから、2020年からホップの試験栽培を開始し、徐々に栽培面積を広げてきた。そして今回、そのホップを使った新商品を開発した。
テイスティングについては「黄金色に輝く稲穂のような優しいモルトの香り、朱や黄色に染まった山肌のようなホップの穏やかな苦味、秋の夕暮れに遠くで響く虫の音を連想させる穏やかな甘みと苦味のバランスが特徴。秋の夜長にゆっくりと飲むことを想定して、香りや苦味がとがりすぎないようなマイルドな風味になっている」と説明する。
330ml瓶でアルコール度数は5%、IBU(国際苦味単位)は40。参考小売価格は600円(税別)。