ニュース行こう!見よう!展示会/アワード

「美味アワード2024」受賞商品・認定商品40品を発表!【食べるJAPAN 美味アワード運営委員会】

2024年1月10日 3:03 pm

 一般社団法人ChefooDo(シェフード)が中心となって組織する、食べるJAPAN 美味アワード運営委員会は1月10日、第4回「食べるJAPAN 美味アワード2024」の授賞式を都内で開催し、受賞商品・認定商品40品を発表した。
 出品された152品の中から、〈越後ど発酵 古志(こし)漬けの素〉(越後ど発酵共同プロジェクト/新潟)がグランプリに選ばれた。

 「美味アワード」は、「未来につなげたい『美味しい』を発掘」をコンセプトに、全国から応募された食品に対し、ChefooDo名誉顧問の服部幸慶氏(学校法人服部学園理事長・服部栄養専門学校校長)や同・会長の片岡護氏(「リストランテ・アルポルト」オーナーシェフ)、同・副会長の日髙良実氏(「リストランテ・アクアパッツァ」オーナーシェフ)といった日本の一流シェフや食関係の有識者が審査し、基準に満たしたものを認定・褒賞するプロジェクトで、専門展示会「居酒屋JAPAN」とのコラボ企画として実施。

 「国内外における食分野での新たなビジネス機会の創出」「地方振興・地域活性化への波及」や「国産農林水産物の消費拡大」に寄与することが目的にあるため、「味」や「品質」を評価・認定するだけでなく、審査基準に「地域食材・地域特性の活かし方」「SDGsへの取り組み」も入れている点が特徴。
 さらに今回から、より外食や通販ルートの販路開拓につながるよう、外食産業に関わる卸事業者や通販媒体が新たに参画した。

 グランプリの選定理由として、同アワードの審査員を務めた片岡護氏は、「調味料というの意外だったが、豚肉漬け込んでも良いし、パスタソースに混ぜるとアンチョビのような味わいになった。汎用性が高く、幅広く使えると感じた」と評した。

グランプリを受賞した〈越後ど発酵 古志(こし)漬けの素〉

 準グランプリには、〈京はちみつと米粉のフィナンシェ〉(ロゴス/京都)、〈黒砂糖〉(しおかぜ工房/高知)、〈焼きのり全形50枚〉(福岡有明海漁業共同組合連合会/福岡)の3品が選出された。

 また、外食産業新聞社賞として〈千曲(ちくま)ぶなしめじ〉(久保産業/長野)が選ばれた。当社代表の川端崇資は「食した瞬間、旨味の塊だと感じた。単体で料理の主役になれるほどの存在感がある。広く業務用ルートとして普及し、多くの飲食店で使用してほしい」と評した。 

外食産業新聞社賞を受賞した〈千曲(ちくま)ぶなしめじ〉

 片岡氏は全体の総評として、「出品される商品の水準が全体的に高くなっている。今後は国内のみならず海外への販売も視野に入れた展開を期待したい」とした。

 なお1月17日(水)10時30分から、「居酒屋JAPAN」(https://gaisyokusolutionexpo.com/)内のA会場にて、 コラボセッションとして、「地域食材を活用した集客につながる〝シメ飯・おつまみ・地域産品フェア〟の提案」と題し、同アワードの審査員を務めるChefooDo会長の片岡護氏(リストランテ・アルポルトオーナーシェフ)と会員の今井寿さん(タベルナ・アイオーナーシェフ)、舘野雄二さん(銀座ろくさん亭)の3者によるパネルディスカッションを行う。