厨房やセントラルキッチンなど、水を使う機会の多い場所で活躍するゴム長靴。長靴の洗浄・乾燥で一番時間がかかるのは「乾燥」だ。天気や季節によっては内側の乾燥が不十分で生乾きになってしまい、履いた時に不快な思いをしたスタッフもいるのではないだろうか。
安全衛生機器などの企画・販売を手がけるサンリョウ(三重・川原町、木室浩一社長)は12月1日、長靴スピード乾燥機〈GENTI NK-13(エヌケーサーティーン)〉を発売する。価格は19万8000円。
家庭用乾燥機の場合は乾燥までに1時間かかる一方、〈GENTI NK-13〉は5足の洗浄済み長靴を13分でまとめてスピード乾燥できる。また1回あたりの電気代は約9円と、家庭用乾燥機の約36円に比べてコスト削減も実現した。電源は家庭用の100Vが使用可能。
洗浄済みの長靴をセットして電源を押すだけで、最大5足が13分で完全乾燥。30℃の直接温風のため、高熱による変形や変質などもない。コンセントタイマーでON・OFF設定ができるので、切り忘れ防止ができ安全面も確保できる。
衛生管理を必要とする食品や調理などに関連する業種に適していることから、厨房や食品製造業、給食センターなどで活用されているという。
同社では現在、同製品のほかゴム手袋洗濯・乾燥機〈GENTI GTS-5(ジーティーエスファイブ)〉、長靴洗濯・乾燥機〈GENTI NUSK(ヌスク)〉の3製品の全国キャラバンを実施中。希望企業の敷地内で、実機のデモンストレーションができる。
実施期間は2023年11月27日~2024年1月19日が東日本エリア(北海道、東北、関東、中部)、2024年1月24日~2月29日が西日本エリア(近畿、中国、四国、九州)。同時に同社敷地内での現場見学会も実施する。
詳細およびお申込みはサンリョウ公式HP(https://33ryou.com/nagagutu_caravan)にて。