旅行会社専用の飲食店検索サイト「団タメ！」を運営するボーダレスシティ（東京・水道橋、大島秀崇社長）は10月４日、旅行会社と全国各地の飲食店をつなぐマッチングサービスにおいて予約受付・管理ができる「団タメ！」の飲食店専用アプリをリリースした。
「団タメ！」は、2000社の旅行会社と1万店舗以上の加盟飲食店を繋ぐマッチングサービス。70カ国以上のインバウンドツアーや国内団体旅行を取り扱い、ウェブシステム上での予約受付や管理等の業務効率化を実現するプラットフォームだ。
今回リリースされたアプリは、「団タメ！」に加盟している飲食店のみ利用が可能となる。「団タメ！」に加盟中の飲食店が旅行会社からの依頼一覧を確認し、自社に合った依頼に即時立候補できる。
また予約が確定している案件、立候補中の案件をアプリ内にて管理。変更事項も通知ですぐに確認でき、食事メニューやアレルギー情報など細かい調整など、メッセージ機能で担当者同士の直接のやり取りが可能になる。
飲食店が「団タメ！」に加盟する場合は、登録料5万円のほか月額料1万円が発生する。
これまで「団タメ！」はウェブサイト上でのやり取りだったが、スマホアプリのプッシュ通知機能により、メール通知以上に気づきやすくなった。
また依頼一覧を絞り込みすることで自分が見たい案件を絞り、効率的に立候補ができ、「店舗指名」の案件もわかりやすく表示されるように。万が一受入不可の場合も「辞退」の機能が付いており、どのような条件だったら受入可能か選択できる。
メッセージ機能ではテキストのやり取りのほか、画像など添付ファイルの挿入が可能になった。また「予約確定」「変更」「キャンセル」「直前確認」なども自動的にメッセージに届く。なお、操作マニュアルはアプリ内で確認できる。
「団タメ！」を利用することで、旅行代理店との個別契約不要で訪日外国人客が獲得でき、BtoB型の団体集客で新たな顧客の開拓につながる。また旅行代理店をリピーターにすることで団体集客アップにつなげられるなどのメリットがあるという。
