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AI電話予約応対の最低利用件数引き上げ利用料半額に【エビソル】

2022年6月27日 1:05 pm

 飲食店向け予約管理システム〈ebica(エビカ)〉を運営するエビソル(東京・恵比寿、田中宏社長)は、LINEの〈LINE AiCall〉と協業して開発した飲食店向けAI電話予約応対サービス〈AIレセプション〉の機能をアップデートし、最低利用件数を2倍に引き上げることで1通話当たりの利用料を半額にした

 〈AIレセプション〉は、予約や問い合わせの電話に対して、抑揚のある「ヒト」に近い自然な音声でAIスタッフ「さゆり」が自動応対するサービス。スタッフは当日・直前予約や予約内容の確認・キャンセルなどの電話を受ける手間を省け、予約が埋まっていた場合も自動で前後の予約可能時間や近隣系列店を紹介し、電話応対が難しい時間帯にはSMSでネット予約のURLを送付することもできる。

 今回のアップデートにより、これまで店舗に転送していた翌日以降の「席のみ予約」については同サービス内で完結できるようにし、コース希望や事前相談がある翌日以降の予約のみ店舗に転送される形とした。また、AIスタッフ「さゆり」がお客さんから受けた情報が〈ebica〉に表示されるようになり、店舗スタッフに転送された場合もお客さんに重複した質問をせずに応対できるようにした。

 今回のアップデートに合わせ、料金も見直した。これまで月間最低利用件数が50件だったのを100件に引き上げるとともに、1通話当たりの利用料を200円から100円(税別・以下同)に引き下げた。利用するには、初期費用として1万円、SMS送信費として1件につき10円、通話料として1分につき10円が別途必要となる。

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