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なぜ「和カフェ Tsumugi(ツムギ)」は配膳ロボット「Servi アイリスエディション」を導入したのか?(PR)

2021年8月11日 3:00 pm

 慢性的な人手不足に悩む外食業界において、「配膳ロボットってよく聞くけど、どうなんだろう?」と思う飲食店経営者も多いのではないだろうか。

 「Servi(サービィ) アイリスエディション」は、ソフトバンクロボティクスアイリスオーヤマが提供する配膳・運搬ロボットだ。

 飲食店やホテル・旅館、小売店などで従業員と共に働くことを目的に開発され、ソフトバンクロボティクスが提供する「Servi」を業界に合わせて機能追加することができる。簡単な操作で配膳・運搬ができ、従業員がより多くの時間を接客に充てることを可能にする。

業界に合わせたオプション開発も可能な配膳・運搬ロボット「Servi アイリスエディション」

 

石浜俊青マネージャーと「Servi アイリスエディション」(撮影時のみマスクを外しております)

 「Servi アイリスエディション」を「和カフェ Tsumugi(ツムギ)」直営3店に導入したプロントコーポレーション インキュベーションカンパニー 企画開発部の石浜俊青マネージャーは、「テスト導入した初日に『これはいける!』と手ごたえを感じた」と笑う。

 同店は小鉢が多いお膳や丼ぶりなどをお盆で提供するため、3人前以上を1度に運ぶのが難しく、また、下膳も食器量の多さからキッチンまで3往復する必要があった。

 この課題を解決すべく、2021年5月末にアリオ亀有店で「Serviアイリスエディション」を試験導入した。

 「Servi アイリスエディション」の導入は簡単だ。最初に店内の自走ルートを3~4時間ほどかけてインプットし、テーブル番号を登録する。

 天井マーカーが不要なため、大がかりなマーカー貼りつけ作業は必要ない。また既存のインテリアに影響がないのも大きなメリットだ。

「Servi アイリスエディション」を導入した「和カフェ Tsumugi(ツムギ)」の天井にはマーカーがない

テーブルまで自走する

 配膳するときは、トレイに料理を乗せ、テーブル番号と開始ボタンをパネルでタップすると、厨房から目的の卓まで自走して運ぶ。

 テーブルに着くと「お待たせしました」と音声が流れる。卓上へ乗せるのはお客様が行うが、喜んで取ってくれるという。

 配膳後は自動でキッチンへ戻っていく。下膳の時は下部のバスケットに食器をまとめて入れられ、キッチンまで運ぶので1往復で済む。

 「Servi アイリスエディション」導入後は、スタッフが客席へ目を配る時間が増えた結果、接客時間が増加し、サービスレベルが向上したという。また、コロナ禍により非接触タイプの配膳はお客様にも好評だ。

 さらに休憩不要で疲れ知らずのため、配膳・下膳の品質がぶれない。今では今では「和カフェ Tsumugi(ツムギ)」アリオ亀有店、アトレ竹芝店、FOOD & TIME ISETAN OFUNA店で稼働しており、今後は直営2店舗にも導入予定だという。

 料金は3年間のレンタルで月額9万9800円(税別・機器本体および付属品レンタル、ソフトウェアおよびクラウドサービスの利用、保守費用込)だ。石浜氏は、「同店で時給換算すると300円ほどになる」と話す。

 まずは以下のウェビナーで稼働事例を観た上で、テスト導入を申し込んでみてはいかがだろうか。

■単なる合理化、効率化とは異なる「次世代外食産業モデル」のあり方

日時:2021年8月19日(木) 15:00-16:00
https://www.irisohyama.co.jp/b2b/robotics/event/webinar_210512/
※2021年5月12日(水)に実施したウェビナーのアーカイブ配信です。

参加費:無料

 長く「IT化が遅れている」と言われてきた飲食業界ですが、今や、人手不足や厳しい労働環境といった諸課題を解決しようと、様々なITサービスが存在します。

 しかし、厳しさを増す競争環境において、単に合理化、効率化を目指すだけで十分なのでしょうか?

 本セミナーでは、飲食業界で豊富なコンサルティング経験を持つ株式会社ケイノーツの竹田クニ氏をお迎えし、次世代外食産業モデルのあり方についてディスカッションすると共に、今話題の配膳ロボットの最新事例についても詳しく取り上げます。