J-オイルミルズは、業務用油脂製品「J-OILPRO」シリーズから〈J-OILPRO プレミアバターフレーバーオイル〉(1350g×6本)を発売した。 同社では2017年に新ブランド「J-OILPRO」シリーズを立ち上げ、飲食業界における人手不足や簡便調理といった課題解決に訴求した結果、シリーズ製品は18品種・20アイテムにまで拡大した。
バター風味の調味油はすでに〈同 バターフレーバーオイル〉(1350g×6本・350g×15本)、〈同 芳醇バターフレーバーオイル〉(1350g×6本)の2品があるが、「より自然なバターの風味とコクに近い製品が欲しいという声が、利用者から多くあった」(古川光有執行役員油脂事業部長)ことから、今回の発売に至ったという。
〈J-OILPRO プレミアバターフレーバーオイル〉は、バターが持つミルクのような香りと濃厚なコクが特徴。バターより廉価な上、通常のバター使用量の80%で十分な風味が出るため、コストパフォーマンスに優れる。液状のため計量や他の調味料との混合が容易で作業性がよい。加熱調理で焦げ付きにくく、冷えても固まらないため冷製の料理にも使え、メニュー開発の可能性が広がる。今後は「具体的な用途提案もしていきたい」(同)と述べた。