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岐阜県内の飲食店を無料情報誌発行会社がクラウドファンディングで応援!【ナノワークス】

2021年1月25日 8:24 am

 コロナ禍により、無料情報誌を発行している岐阜県のデザイン会社が、飲食店向けのクラウドファンディングを立ち上げた。

 ナノワークス(岐阜県岐阜市・髙岡正二社長)は、2008年にフリーマガジン「LICOLOR」(ライカラ)創刊。岐阜のグルメ情報を中心に伝える。

 奇数月1日に、約12万部を岐阜市・瑞穂市・本巣市・本巣郡・羽島郡・各務原市・大垣市を中心に配布している会社だ。

 新型コロナウイルス感染拡大のなか、1月16日から2月7日まで、岐阜県内の飲食店へ営業時間短縮の要請が出た。同社が取り上げてきた店舗も、コロナ禍のあおりを受け、閉店したり規模を縮小したりというお店が増えてきたという。

 何かできないかと考えた結果、クラウドファンディング「岐阜の飲食店応援プロジェクト!お得に美味しく支援したい」https://camp-fire.jp/projects/view/359042)を開始した。

 一口1000円から支援を受け付けており、お得に飲食できる「お食事券」支援や、直接飲食店に寄付できる「協賛金」支援がある。

 そのほか、2月13日までに5000円を支援した人には、「名前(ペンネームでも可)/メッセージを伝えたい相手の名前(ペンネームでも可、固定の相手がいない場合は無しで可)/メッセージ」 を、2月下旬発行の「ライカラ3・4月号」で紹介する予定だ。

 本プロジェクトは2021年2月25日23時59分が締切で、All-in方式(目標金額を達成せずに終了した場合でも集まった分の支援金を受け取れる方式)で実施する。目標金額に満たない場合も計画を実行し、飲食店へリターンを届ける。

 同社は、「大打撃を受け窮地に陥っている飲食店にとって、このプロジェクトが明るい光になればいいと思う。そしてまたいつか、みんなで楽しく乾杯ができるその時までこの状況を耐え、何とか乗り越えて欲しい」と願う。

 また、「この支援金は当社のためではなく、各飲食店のお店の運営に使ってもらう。岐阜の飲食店を直接サポートする当プロジェクトをぜひ支援・拡散の協力をお願いしたい」(同社)と話す。