10月1日に「Go To Eat キャンペーン」が開始して、1カ月が経とうとしている。
一部では「鳥貴族」で付与ポイント以下の飲食をして利ザヤを稼ごうとする「トリキマラソン」だの「トリキの錬金術」だの、コロナ禍で売上が激減した飲食店を支援するという目的とは本末転倒な騒動もあったが、果たして利用者はどう感じているのだろうか。
ミステリーショッパーサービス「ファンくる」を運営するROIは、「ファンくる」会員929人(男性291人、女性638人)に対し、キャンペーン開始から約2週間後にあたる10月16日に、「Go To Eatキャンペーン」についての意識調査を実施した。
「Go To Eat」を利用したかという問いに対しては43%が「利用した」と回答。「利用予定」が17%、「利用していない」は40%だった。
「利用した」「利用予定」と回答した人に、オンラインでの飲食予約と食事券のどちらを利用した(利用予定)かについては、「オンラインでの予約」52%、「食事券」4%となった。
20~50代はオンライン予約が47~57%、食事券は3~5%の間だったが、60代以上ではオンライン予約は31%、食事券利用が13%となった。
「Go To Eat」でお得感を感じるかについては、お得感を感じている人は72%。今後「Go To Eat」を利用したいかについては、「利用したい」56%と「機会があれば利用したい」39%の計95%が利用に前向きだった。
利用者にはおおむねウケがいい「Go To Eat キャンペーン」。自店のターゲット層がどの年代なのかを考慮に入れながら、オンライン飲食店予約と食事券のどちらに登録するか、検討してみるのも手だ。
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