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「Go To Eat」開始前後で予約数が最大約6倍に! 大阪ではコロナ前と同水準に!!【エビソル調べ】

2020年10月10日 9:04 am

 飲食店向け予約管理システム「ebica」を運営するエビソル(東京・恵比寿、田中宏彰社長)は、1店舗あたりの平均予約件数を、「Go To Eat」キャンペーン開始前日の9月30日と、翌週の同じ曜日である10月7日で比較したところ、各店舗が契約しているグルメサイトの媒体数によって差はあるものの、予約数が211~592%に増加したとの結果を発表した。調査結果は、同社が展開する「ぐるなび」や「食べログ」といったグルメサイト経由の予約を一元管理する「グルメサイトコントローラー」を導入している全国約4000店舗のデータを基にしたもの。

 また、「Go To Eat」が始まった9月28日週を見ると、対前年比の予約ベース客数が全国で95%、東京で85%、大阪では100%まで回復。特に大阪では、新型コロナウイルス感染拡大前の2月24日週の数値と同水準まで予約数が回復した。東京に関しては前週(9月21日週)の70%から85%へと大きく伸長するなど、「Go To Eat」の影響が見られた。

 同社では「9月は4連休以降、週ごとの予約水準が前年並みに増加している一方で、ソーシャルディスタンスによる減席対応してることなどを含め、月間の累計で見れば、まだ本格的な回復には至っていない状況であると考えられる」と分析している。