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前売り食事券システムの「さきめし」に1億円拠出して飲食店を支援!【サントリー×Gigi】

2020年5月17日 9:00 am

 新型コロナウイルスの影響に苦しむ馴染みの飲食店を応援したい気持ちはあるものの、感染が心配でなかなか足を運びづらいという消費者は多い。そんな状況を察知してGigi(福岡・天神、今井了介社長)が3月からスタートした飲食代の先払いによる支援プロジェクト「さきめし」に、サントリーホールディングス(サントリーHD)が連動する形で新型コロナに苦しむ飲食店の支援に乗り出すこととなった。

通常10%の手数料をサントリーが負担することで無償化する

 「さきめし」は、「アプリを通じて・人さまに・お食事をごちそうできる」サービスとしてGigiが展開する「ごちめし」の機能を使い、消費者が外出自粛などで今は行けないお気に入りの飲食店に食事代を先払いすることで、新型コロナの影響が落ち着いてから食べに行く活動を支援するもの。先払いの際に発生する10%の決済手数料を、25日からの期間限定でサントリーHDが負担することで無償化する。

 

 また「さきめし」では同日から31日まで登録飲食店への任意の「寄付金」を受け付ける。サントリーホールディングスは決済手数料負担と寄付金の合計で1億円を拠出し、「さきめし」プロジェクトのサポートによって「継続的な飲食店支援」(サントリーHD)に取り組む。集まった寄付金は、6月上旬に「さきめし」登録飲食店に分配される予定だ。

 飲食店が「さきめし」を利用するには登録申請と認証が必要(登録無料・アカウント登録が必要)。登録サイト(https://manage.app-gochimeshi.com/)からメールアドレスの入力・認証をして登録フォームにログインし、店舗概要や現金受取り用口座情報、店舗の「飲食店営業許可証」などを登録して1~2日の審査を経て問題がなければ登録完了となる。完了後、登録メールアドレスに連絡が届く。

 「さきめし」の登録店舗数は5月8日時点で約2000店。サントリーの広告プロデュース・WEB制作チームの協力を得て5月25日には「さきめし」WEBサイト(https://peraichi.com/landing_pages/view/sakimeshi)のリニューアルを予定しており、サービスの利便性向上や、認知度向上に向けた情報発信などにも力を入れる。