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新型コロナ対策の接客用語集を無料で共有!【ワールドメニュー】

2020年3月2日 2:49 pm

 多言語メニューの作成を支援するオンラインサービス「World Menu(ワールドメニュー)」を提供するアイ・ディー・エー(大阪・梅田、ボーディン・トッド・リチャード社長)は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、「World Menu」サイト内でコロナウイルス対策に関連する接客用語集17フレーズ(4言語対応)を無料で配布することを決めた。

 利用する際は契約不要で、特設ページ(https://www.idanet.co.jp/contact/download-notice/)にアクセスし、社名または店名、氏名、メールアドレスを入力すると、ダウンロードリンクが記載されたメールが届く。ダウンロードしたデータは、印刷して店舗へ掲示するなど自由に利用できる

 用語集の一例を挙げると、「In an effort to prevent and minimize the spread of the novel coronavirus, we are promoting proper sanitation within the facility.(新型コロナウイルスへの感染予防と拡散防止のため、施設内の衛生強化に努めております)」「In consideration of the health of both customers and staff, the staff will be wearing masks as a precautionary measure.(お客様とスタッフの健康と安全を考慮し、マスクを着用して対応させていただいております)」など。

 「World Menu」(https://www.worldmenu.jp/)は飲食店やホテル・旅館などの接客業向けに、多言語メニューの作成を支援するオンラインサービスで、現在、関西の飲食店やホテル・旅館を中心に79店舗で利用されている。全てプロの翻訳者が翻訳し、利用開始時には「翻訳リスト」として、3000項目以上の料理名と素材が、あらかじめ英語、中国語簡体字、中国語繁体字、韓国語の4言語で登録されているのが特徴だ。利用料金には多言語メニューの翻訳・作成と多言語の飲食店ポータルサイトへの掲載料が含まれている。

 料金プランは、翻訳アイテム数800で10店舗登録できるスタンダードプランは初年度が年間16万円(税別・以下同)、次年度以降は同8万円、翻訳アイテム数400・登録店舗2店舗のシンプルプラン(初年度8万円、次年度以降4万円)、翻訳アイテム数1200・登録店舗20店舗のプレミアムプラン(同24万円、同12万円)の三つと、フリープラン、ムスリムメニュープランがある。今回の無料配布に合わせて、利用料金20%オフのキャンペーンを3月末まで実施する。