世界最大の旅行プラットフォームであるトリップアドバイザーとぐるなびが連携を強化し、２月27日から今までユーザーがトリップアドバイザーのサイトからぐるなびのサイトに移動して行っていた飲食店のネット予約を、トリップアドバイザー上で完結できるようにした。これにより、予約可能な座席情報は、ぐるなびから自動的にトリップアドバイザーに掲載され、飲食店はぐるなびに席情報を登録するだけで世界中の旅行者を集客できるようになった。
トリップアドバイザーの社内データによると、海外から日本の情報へのアクセス数は、2013年から2018年まで年平均24％増加しており、日本への旅行を検討している人が増えているという。また、ぐるなびが2004年から始めた「ぐるなび外国語版」でのネット予約数はここ１年で３倍となっている。
トリップアドバイザーとぐるなびは2016年6月に連携を開始し、ぐるなびの飲食店情報がトリップアドバイザー上に、トリップアドバイザー上の口コミがぐるなびに反映される相互連携や、トリップアドバイザーの飲食店向け販促商品である優先掲載枠の広告サービスや、飲食店の魅力をPR し集客率アップを目指すプレミアムプランをぐるなびが飲食店に紹介することで、訪日外国人客の誘客拡大を促進してきた。
対応言語は、トリップアドバイザー上で利用可能な言語 (2019年12月現在28言語)で、店舗ページから予約人数と日時を選択し、「予約する」ボタンをタップすると予約完了となる。
