
ぐるなびが、20~60代のぐるなび会員1300人を対象に4月2~4日に実施した「ゴールデンウィーク(GW)の過ごし方」調査によると、GW期間中の一番高い外食をする際の1食1人当たりの平均予算は5455円となり、性年代別で最も高かったのは60代男性の7643円だった。また、GW中の予算総額の平均は3万5598円だった。
今年のGW中での最長の連休日数は、カレンダー通りの「4連休」が約30%で最多となり、最長の「11連休」は7%だった。
この結果が影響してか、GW中にしたいことでは「自宅で過ごす」(34.9%)が、「外食」(32.5%)を僅差で上回った。「外食」と答えた人を性年代別で見ると「50代女性」が53.0%と唯一半数を超えた。
GWの過ごし方については、「予算を気にせず好きなことを楽しみたい派」(44%)よりも、「予算を抑えてできる範囲で楽しみたい派」(56%)がやや多かった。
性年代別で見ると20~30代ではほぼ拮抗し、40代以上では「予算を抑えてできる範囲で楽しみたい派」が6割という結果になった。
ぐるなびリサーチグループ長の本間久美子さんは「2023年の同様の調査での『過ごし方』の回答では『外食』が僅差でトップでしたが、今年は逆転する結果となりました。GWの過ごし方の意識では、『予算を抑えてできる範囲で楽しみたい』派が過半数となり、やや控えめな連休となりそうな傾向がみられました。そんな中、20~30代では『予算を気にせず好きなことを楽しみたい』派が過半数だったことから、若者中心に盛り上がりそうな予感もうかがえます」と解説した。