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30分後もサクサク感持続するコーティングポテトが日本でメジャーに!?【日本マッケイン・フーズ】

2025年1月20日 8:44 am

 世界有数の冷凍フライドポテトメーカーMcCain Foodsの日本法人である日本マッケイン・フーズ(東京・芝公園)のアンソニー・ロビンソン社長は1月14日、ビアホール「BIER REISE’98」(東京・新橋)で開催した戦略発表会で、昨年11月にサクサク食感を極限まで追求したコーティングポテトの新製品〈SureCrisp MAX(シュアクリスプ マックス)〉5LB(2.26kg)×6を日本で発売したことと、今年を「クリスピーポテト元年」と位置付けて積極的に展開する戦略を語った

8-日本マッケイン・フーズのアンソニー・ロビンソン社長(右)と安念剛マーケティングマネージャー

 同社の〈シュアクリスプ〉は、原材料の成分と調合の割合などで特許を取得した独自のバッターで薄く均一にコーティングしたフライドポテトのシリーズで、30分経っても揚げたてのサクサク食感が持続する点を特徴とする。今回発売した〈シュアクリスプ マックス〉は、従来品がポテトそのままのプレーンタイプと見分けがつかないクリアコーティングだったのに対し、見た目からもサクサク感が伝わる衣に変更。見た目と食感の両方でクリスピー感を追求した。

 ロビンソン社長は「世界中のフライドポテトの4本に1本は当社製というシェアを占めている。日本は特にサクサク食感へのニーズが強いため、アジアで最初に販売することとした。今年を〝クリスピーポテト元年〟と位置づけ積極的に展開していく」と意気込みを語った。

 また、マーケティングマネージャーの安念剛氏は「日本では7割がプレーンタイプのフライドポテトを使っているので、コーティングポテトを広める余地が大きい。薄く塩味が付いているので揚げた後に塩を振る手間もかからず、色々なトッピングとの相性も良い」と説明。昨年12月20日から1月末まで、東京・大阪・名古屋の51店舗でプレゼントキャンペーンを実施するなど知名度拡大の取り組みを始めており、今後も販路拡大に注力する。