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20代の4割超がSNSで「期間限定メニュー」情報入手!【ファンくる調べ】

2024年8月28日 8:54 am

 「夏らしい期間限定メニューを打ち出したのに、思うように客足が伸びない」──そんな悩みを抱えている場合は、宣伝の方法を変えたらいいのかもしれない。

 覆面調査・ミステリーショッパーの情報サイト〈ファンくる〉(https://www.fancrew.jp)を運営するファンくる(東京・岩本町、山口敬人社長)が8月2~15日、〈ファンくる〉会員982人(男性231人、女性751人)を対象に「飲食店の期間限定メニュー」について調査したところ、期間限定メニューを知るきっかけとして20~30代は「SNS」、40~50代以上は「店頭POPやポスター」が最も多いことが判明した。

 年代別に見ると、20代は「SNS」が43%、30代も32%と知るきっかけの1位なのに対し、40代は21%、50代以上は12%と、いずれも3位に下降していた。
 また50代以上では「飲食店のアプリ」が7%と、他の世代(1~3%)に比べて高いのも特徴的だ。

 ちなみに「期間限定メニューを注文したい」人は88%で、実際に「期間限定メニューを目的に来店をしたことがある」人は61%だった。

 また、「魅力的だと感じる期間限定メニュー」は「旬の食材を使ったメニュー」。夏に食べたくなるのは「冷たいもの」、「さっぱりしたもの」、「夏の食材を使ったもの」が上位にあげられていた。

 ということは、秋や冬には「温かい」「こってりした」「旬の食材を使った」メニューを開発して自店の主な客層の年代に合わせた宣伝を行えば、売上アップも可能かも??