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食品メーカー5社が大豆ミートの普及と発展を目的に協会設立【日本大豆ミート協会】

2023年10月27日 8:43 am

 日本大豆ミート協会(https://www.soymeat.jp/)は10月24日に都内で記者会見を開き、当協会が9月1日に設立され、初代会長に青木時男マルコメ社長、副会長に横田和彦スターゼン社長が就任したことを発表した。

 当協会は大豆ミート食品類の普及および発展を念頭に置き、会員の相互交流を保ち協会の発展に協力することを目的に、マルコメ、スターゼン、伊藤ハム米久ホールディングス、日本ハム、大塚食品の5社により発足。

 ①大豆ミート食品類の普及、認知拡大に関する事業②各種関係機関、団体との連携、協調に関する事業③大豆ミート食品類の製造・加工・品質・流通の研究、発展に関する事業など――を積極的に展開していく。なお、大豆ミートのメーカーをはじめ関連機器の製造販売事業者、大豆ミート食品類に関する事業を展開している法人などが入会できる。

日本大豆ミート協会会長の青木時男マルコメ社長(左)と副会長の横田和彦スターゼン社長

 今後の具体的な活動については、2023年2月24日に制定された大豆ミート食品類の日本農林規格(大豆ミート食品類JAS)を主体的に管理し、規格の適宜見直しや国際化の推進、市販用を中心とした大豆ミートのレシピ発信や普及キャンペーンなど広報活動を行っていく。外食産業向けの施策は、現時点では未定だという。

 青木会長は会見の中で、「これを期に日本の食品産業から大豆ミートを世界へ積極的に発信していきたい。また大豆ミート食品類JASを取得していない企業もぜひ加盟してほしい」と期待を寄せた。