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野菜の消費拡大図る「野菜を⾷べよう」プロジェクトを始動! 野菜増量などで協力するサポーター企業も募集【農水省】

2020年12月14日 8:52 am

 農林水産省は12月11日、野菜の消費拡大を図る取り組みとして「野菜を食べよう」プロジェクトを始めた

 今年は全国的に野菜の⽣育が良好で出荷量が増加したため、野菜価格が⼤幅に下落し、この先も当⾯は安値傾向で推移すると⾒込まれている。⼀⽅で、日本の1⼈1⽇当たりの野菜摂取量は280g程度で、⽬標である350gを⼤きく下回っていることから、今回のプロジェクトを実施することとした。

 具体的には、同プロジェクトに賛同し野菜の消費拡⼤に⼀緒に取り組む外食企業、食品メーカー、小売業の事業者を「野菜サポーター」としてホームページに社名とリンクを掲載。同時に、公式FacebookやTwitterなどを通じて、お⼿頃に購入できる野菜とそれを使ったメニューを紹介する。

 「野菜サポーター」となる外⾷企業には、お⼿頃野菜をたくさん使ったメニューを開発・提供することや、既存メニューでお⼿頃野菜の増量や追加トッピングのキャンペーンを⾏うなどの協力を想定している。⾷品メーカーには、野菜の使⽤量を増加させた商品や、お⼿頃野菜をたくさん⾷べられる調味料などの開発・製造を求める

 現在、「野菜サポーター」には、ブロンコビリーやフライングガーデン、アールアンドケーフードサービスなどの外食企業と、キユーピー、ケンコーマヨネーズ、味の素、カゴメ、ハウス、丸大食品などの食品メーカー、イトーヨーカ堂などの小売業が参加している。

 同プロジェクトの詳細や「野菜サポーター」の申請については、以下の専用サイトで確認できる。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/yasai/2ibent.html