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提携5社経由で法人向けサービス「金庫がわりクン」の入金手数料の無料期間延長キャンペ開始【ローソン銀行】

2020年12月3日 8:11 am

 飲食店経営者にとって、悩みの一つが営業後の売上金の管理だ。下記のような悩みを持つ人も多いのではないだろうか。

  • 売上金を一晩店舗の金庫に保管したり、自宅に持ち帰るのは心配……
  • 店舗スタッフが深夜や早朝に、夜間金庫まで売上金を持っていくのは不安……
  • 入金機や回収サービスの利用費用が高い。なんとか経費を削減できないだろうか……
  • 銀行が近くにないから大変。近くで入金できれば便利なのに……
  • 銀行窓口の時間が限られているから、時間を調整するのが難しい……
  • 複数店舗の売上金を一括で管理できれば楽なのに……

 ローソン銀行は、このほど始めた法人向けATM入金サービス「金庫がわりクン」について、中小企業に対する支援サービスを展開するG-FACTORY(東京・新宿、片平雅之社長)など5社と顧客紹介に関する業務提携契約を締結した。

 各社はそれぞれの取引先などに対する支援強化を目的とし、「金庫がわりクン」の入金手数料の無料期間が2021年9月30日まで3カ月間延長となるキャンペーンを、同行と共同で展開する。

 現在、21年6月30日まで入金手数料が無料となるキャンペーンを同行で実施しているが、提携5社と取引をしている店舗が各社経由で契約すると、手数料無料期間が3カ月長い21年9月30日まで延長となる。キャンペーン申込締切は21年3月31日。

 「金庫がわりクン」は、ローソン銀行の法人用口座と紐づく入金カードを使い、毎日の店舗の売上金などをローソン銀行ATMに入金、法人口座で管理できるサービス。全国のローソンに設置されているローソン銀行ATMで、24時間365日入金が可能になる。

 操作はATM入金カードを入れてお金を入れるだけ。入金専用カードのため、万が一カードを紛失しても出金されることがない。
 ※ATMへの入金は紙幣のみ。硬貨の取扱いは不可。
 ※紙幣入金は1回につき200万円または209枚まで入金可能。
 ※紛失の場合、カードの再発行には所定の手数料が必要。

 インターネットバンキングにより残高や入金明細がPCやスマホで確認できるほか、一つの口座に紐づく複数の入金専用カードを発行できるため、複数店舗の売上金を一元管理できる点が特徴だ。

 入金手数料は店舗の入金頻度により、税込330円/回、同440円/日、同1万1000円/月の3コース用意する。

 業務提携した企業はG-FACTORYのほか、飲食店向け日時計算プラットフォーム提供のイー・カムトゥルー(北海道・大通、上田正巳社長)、店舗運営支援サービスのCXDネクスト(東京・初台、中村誠社長)、飲食店向けASPサービスのニッコウプロセス(静岡・浜松、加藤裕介社長)、飲食店向けPOSレジシステム開発・販売のラングライズ(大阪・谷町四丁目、田村貴志社長)。