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焼き鳥は塩派とタレ派が半々!人気TOP3は「もも」「ねぎま」「皮」【LINEリサーチ調べ】

2020年11月29日 10:57 am

 料理は星の数ほどあれど、「焼き鳥」が苦手という人はほとんどいないのではないだろうか。居酒屋の定番メニューであり、コンビニエンスストアでもホットスナックの人気商品だ。

 LINEは、同社が運営するスマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を使い、10月16日~18日の期間、日本全国の15~59歳の男女5252人を対象に、焼き鳥について調査した。ちなみに、「焼き鳥を食べない」という人はわずか2%弱だったという。

 「焼き鳥の塩とタレ、どちら派ですか?」と質問したところ、塩派、タレ派ともにほぼ半々という結果になった。男女別でも差は見られなかった。

 年代別にみてみると、10代ではタレ派が多数で6割超え。「だんぜんタレ派」も3割を超えており、10代には甘いタレが人気といえる。

 20代以降をみると、塩派・タレ派はほぼ半々なものの、わずかに塩派の割合が高い結果に。また、グラフにはないが、特に20代男性と50代男性、30代女性で塩派が多い傾向がみられたという。

 年代が上がるにつれて「だんぜんタレ派」の割合は減少傾向。20代以降になると、「どちらかといえば」塩派・タレ派の割合が高くなる傾向にある。

 同社は、「社会人になることで焼き鳥を食べる機会が増え、部位によって塩にしたりタレにしたり、といった楽しみ方をするようになった人もいるかもしれない」と分析する。


 好きな焼き鳥の種類については、総合1位は「もも」、2位は「ねぎま」(もも肉とネギ)、3位は「皮」と続いた。割合に差はあまりなく、すべての性年代のランキングでも5位以内にランクインしており、幅広い層から支持されている。

 4位には「つくね」がランクインし、男女別にみると女性の人気が高い様子。次いで5位は「砂ぎも」が続き、モツ系ではトップでランクイン。

 性年代別でみてみると、男性は10代・20代・40代で「皮」がトップで、特に10代男性は5割近くが好きと答えている。

 「もも」は10代・20代で特に人気が高く約4割の人が支持しており、男性と比べると女性に人気で、10代~30代女性では1位にランクインした。

 「レバー」は年代が上がるにつれて人気が高くなる傾向があり、50代男性(20.4%)で5位だった。