新型コロナで影響を受けている飲食店を支援するため、テイクアウト・デリバリーのモバイルオーダーシステム「ダイニー for」（https://www.dinii.jp/）を提供するdinii (東京・渋谷、山田真央社長) は９月30日（延長する場合あり）まで、「ダイニー for」の初期費用とサービス利用料を無料で提供する。
「ダイニー for」は、店舗独自のテイクアウト・デリバリー用注文ページを作れるサービスで、ハンバーガー業態の「SUBWAY」などで導入されている。お客さんはメールやSNS、ホームページ、チラシに掲載されたURLやＱＲコードから専用の注文ページにアクセスし、テイクアウトまたはデリバリーを選択。食べたいメニューを事前に注文してクレジットカードで決済する仕組み。飲食店側は、店舗またはスタッフのタブレットかスマホに「slack」というチャットアプリをダウンロードすると、注文が「slack」に伝えられる。それを受けて調理する流れとなる。
今回、９月30日まで初期費用とサービス利用料(注文サイトの構築、注文機能、決済機能、システム運用など）が無料となり、飲食店はクレジットカードの決済手数料（3.27～3.49％）と入金手数料（１回225円）を支払えば利用できる。無料期間終了に合わせて解約することもでき、支援期間後の料金は未定ながら月額数千円を想定している。
サンプル画面
導入する際は、店舗情報などのヒアリング後、機器の設置やオペレーションの練習などを経て最短４営業日で導入できるものの、現在は問い合わせも多く対応に遅れが出る可能性があるという。
また、初めてテイクアウトやデリバリーを始める店舗が抱える「梱包材はどれを選んだら良いのか」「チラシはどのように作ればよいのか」「SNSでの販促はどのように行えばよいのか」などの不安や心配についても、テイクアウト&デリバリーを指導してきた専門スタッフが案内する。
問い合わせは「diniiお問合せ用LINE」（ https://lin.ee/f774L1B）で受け付けている。
